給食計画を立ち上げたもうひとつの背景

給食計画立ち上げやサービスそのものについては以下のような記事を書いてきました。

 

給食計画とは

サービス企画の背景

給食計画はあなたに代わって何を食べるか決めます

日本初!みなさんの健康を考えた美味しいサービス ビジネスモデル特許!

飲食店の救世主!給食計画は計画生産が可能

栄養バランスの良い食事って具体的にご存知ですか?

 

給食計画の立ち上げには、実はもっと本音の部分が背景にあります。記事をお読みくださっている方にこっそりと教えてしまいます。

食事は大事、しかし時間を割けない

ここまでに説明したように「栄養バランスの良い食事をしましょう」とは、「主食・主菜・副菜・汁物を構成し、かつカロリーの摂取基準以内で栄養素のバランスを適切にして、そしてさらにそれを継続して実施するということ」なのです。

 

説明されればわかりますが、そもそもこれができていたら苦労しませんよね(笑)。できていないから健康診断でアラートが上がったり医師の診断を受けるように言われたり、ダイエットが気になったり、食生活をどうにかしないとないとなあと思って挫折したりするわけです。

 

栄養バランスの良い食事、できるものなら摂りたいです。

でも、(単なる言い訳になりますが)仕事に家庭に子育てにと毎日忙しいじゃないですか。

毎食自炊したり、自分でお弁当を作って持っていくという方法もあるでしょうが、それすらやっている余裕がない、そんな状態じゃないですか。

 

社会人になると外食ができるようになりますよね(学生の頃に比べて、という意味かもしれませんが)。家庭のことも含めて仕事が忙しいと外食って楽なんですよ。ある意味で生活必需品です。

 

忙しいと言いながらも仕事はやらないといけない。忙しいからといっても食事はしないといけない。これを両立するのが外食なのです。

外食は生活必需品、しかし健康面が懸念

外食の問題点は何でしょうか。

 

お金の問題もあるでしょうが、それよりも何よりも、問題は栄養バランスのように思えました。

外食といってもいろいろな業種業態がありますが、私たちの周りにあってよくいくのはいわゆるラーメン、定食、中華、ガッツリ系。時間がない中で近くにあるので手軽に食事ができてそれなりに満足でいいのですが、太る、健康診断でアラートが上がるのです。

 

全てが全てではありませんし、

いろいろな業種業態がありますし、

様々な考え方をお持ちの方も当然いらっしゃいますが、

私たちに見えていた外食は、ボリュームがあって味付けが濃くて、栄養バランスが偏っていて、カロリー過多。

 

外食を利用したいがそれは時間と自分の健康を引き換えにしている状態。これではあまり外食を利用したいとは思えません。私たちは身体が資本で、みなさんと同様にこの身体で守るべきものがありますから。

 

もし外食がこのような状態ではなく、まるで学校給食のように、栄養バランスが考えられ、私たちの健康のことを考えた優しい食事を提供したとしたら。それは利用したいと思いますね。

 

では、なぜ外食はそのような食事を提供していないのか。それは飲食店の方々がそれぞれ生活をしていかないといけないからです。

 

飲食店の方々が生活するためにはお店に多くのお客様に来ていただくことが必要になります。

ただ、飲食店に来るお客様は基本的にお店の周囲にいらっしゃる方で、飲食店のお店の数は非常に多くあります。この状況でお客様に自分のお店に来ていただくには何かしらの工夫が必要です。

 

その結果で多く取られているのが、大ボリューム、濃い味付け、たっぷりカロリーの目玉料理なのです。

腹が満腹になる、濃い味付けの料理は食べる方の身体にとって刺激になるそうです。その刺激を求めているのです。その刺激が欲しくてお客様は刺激のある料理を出すお店に行くのです。

 

それによって飲食店の方はお店を運営することができるようになり、お客様に継続的に来ていただくために、そしてすぐに真似・競合が現れるのでそれらに負けないように刺激を追加するという流れになっています。私たちにはこのように見えています。

 

外食は、大ボリューム、濃い味付け、たっぷりカロリーの目玉料理になりがち。その理由はお客様にご来店いただくことでお店を継続するため。

本音のところをいくつかのお店でインタビューしてきました。それによるとこのようなご意見がありました。

  • お客様が来店することが見通せていると安心
  • 目玉料理を出して喜んでくれるとうれしいけれど、それ以外の普通の料理も喜んでもらえると思うのだがほとんどの注文が目玉料理

無かったので、自分で安心な外食の仕組みを作った

そうであるならば、定期的な集客を確実にする、

利用するお客様にとっては、ボリュームや濃い味付けではなく、栄養バランスが良く、毎日でも食べられるようなメニュー構成にする、普段であれば目玉商品にかなわないけれど、それを食べに来る、そういった料理を食べられるようにする

値段も定額に、先払いにしておけば、迷わない

メニューも、利用者が決めると衝動で決めるから、お店が決めてしまう

店も、時間も、メニューも決まっていて、利用者が行けば席が用意されていて、座れば優しい食事が出てくる。そんな仕組みがあれば、仕事が忙しくても、自炊ではなく外食できるのではないか。

 

給食計画の運営会社であるNEXTの創業者が実はこのような本心・本音を持っていて、誰かやってくれないかなとあちこち探したのですが見つからず、仕方ないので自ら立ち上げたサービスが給食計画です。

先行サービスがなかったのは意外でした。

せっかく作るならこれから出てくるであろう真似・競合を相手にしたくないなと思ったのでそのためにこのモデルを特許で保護しました。

 

 

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