創業者が語る「ランチに関する調査」の裏話(その1)

給食計画の構想段階で「ランチに関する調査」を実施しました。

 

そもそも給食計画を構想してリリースすることの発端は、創業者になったボク自身が食事に困っていたことだったのです。

 

健康診断で警告「食生活を見直しましょう」、しかし

ボクは生まれてこのかた多少の怪我はありましたが、おかげさまで心身共に健康に丈夫に過ごしてきました。

 

ところが、35歳前後から会社の健康診断に警告が記載されるようになったのです。

 

警告というのは、

  • コレステロールの値が高いので、脂の多い食事を控えましょう

というものです。(ボクは当時、高脂血症(脂質異常症)でした)

 

警告を受け取ったボクはどうしたかというと、最初は意味がわからず呆然としました。(大げさかもしれませんが(笑))

次に警告の内容を読み解き始めました。

  • コレステロールの値が高いって・・・?
  • そもそもコレステロールってなんだっけ?
  • (むかし保健体育や家庭科あたりの授業で習ったような気がするし、「家庭の医学」か何かの本で読んだような記憶もあるし、どちらにせよはっきりしない。
  • 脂っこい食事って? 抑えているつもりなのだが。ラーメンもスープを飲まないように努力したり、アブラを増さないよう我慢したりしている。(「アブラマシマシ」コールも泣く泣く我慢)

 

一体、健康診断で警告が出たものの、説明文章は書いてあるものの、一体これに対して何をどのようにしたらいいのかわからなったのです。

 

 

同じ悩みを抱えているのは自分だけではないはず

医師から原因は食事にご指導をいただいたので自分の食生活を振り返ってみました。

振り返ってみたら、たしかに実家暮らしをしていた時から、当然年齢もあがってはいますが、食事はずっと変わらないと言いながらも、実際に振り返ってみると、ラーメン、焼肉、ステーキ、牛丼、唐揚げ定食、・・・いろいろと脂っこいものを食べていることを自覚しました。それも回数も多く。

 

若い、成長段階の時にこそそれほど食べられなかったこれらの脂っこい食事を、大人になるにつれて、言い換えると成長も落ち着いてきた年代になったのにもかかわらず、脂っこい食事、さらにボリューム満点の食事をすれば、流石に自分の体に影響も及ぶでしょう。

 

とはいうものの、脂っこくない食事、生活習慣病のリスクを高めない食事、健康診断で警告があがりにくい食事を食べられるのなら食べたいものなのですが、そのためには何を食べればいいのでしょう。そしてどこで食べられるのでしょう。

 

困りました。

自分の健康のために、治療や改善とまではいかなくても、普通に生活して、普通に健康診断で警告が出ないような食事はできないものでしょうか。普通に、自分の身の回りにあるもので生活しているはずなのに、それをすると健康を徐々に損なうというのは耐え難いです。

 

この状況はボクだけなのかそうでないのか。そう思い同僚に確認したら、同僚もやはり35歳前後で健康診断で警告がではじめたとのこと。

(同僚は脂質異常ではなく、高血圧を指摘されはじめたそうですが。日本人は高血圧が多いそうですね。和食で比較的塩をよく使われることが多いため、和食をよく食す日本人は体質として高血圧になる方が多いという話を聞いたことがあります)

 

ボクが自分にしたような質問を同僚にしたところ、やはり外食に頼らざるを得ず、しかし外食では脂っこくない食事など生活習慣病リスクを高めにくい食事をするのが難しい、そのまま何もしないでここまできて、特にここから先も何か対策を考えていない、とのこと。

 

問題を抱えているのはボクだけではない。もしこの問題の解決策を見つけて実現したとしたら喜んでくれる人がいるはずだ!そんなところから調査検討を始めて生まれたのが給食計画なのです。

 

2019.06.29